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1週間7万~8万で、都心の六本木に格安のレンタルギャラリーを運営している身としては、アート関係のアニメも結構気にしている。そのなかでも細野不二彦の「ギャラリーフェイク」は、個人的に大好きな作品だ。
http://www.aniplex.co.jp/galleryfake/ だって面白いんですから。アルブレヒト・デューラーの贋作をテーマにした物語なんか、本当に出色の完成度だと思う。マット・ボマー主演の「ホワイトカラー」と並び立つくらいのレベルではないだろうか。 惜しむらくは、これを映画やテレビとして制作する数寄者がいないことで、それが出来る文化的な素養を持った映画人、テレビ人が日本にいない不幸を安酒を飲みながら嘆いている。 日々の視聴率や観客動員数に一喜一憂する立場では、とてもそんな贅沢は望めないだろうなあとお察しもうしあげるのだが。せめてもの私の慰めは「ギャラリーフェイク」がちゃんとアニメーションのシリーズになっていることである。 PR |
何となく考えていることなのだが、現代美術は壮大なフィクションじゃないかという気がしてならない。なぜ現代美術を買うのかな?投資して儲かるから?自分の世界を代弁するから?かっこいいから?なんだろう?なんだろう?
自動車と同じようなものと考えるべきなのか?鉄とプラスチック、その他、油脂を注入した機械が安ければ無料で譲ってもらえて、高いとビンテージマシンを高額なオークションで落札する。 それにまつわるイメージを売り買いしているのだろうか?移動をより効率的に、機敏にする手段なのか? ネクタイと同じだ、と言った知人がいる。その絵柄が気に入るか、気に入らないか、だと。 私は編集者や書き手としての仕事が多いので、どうしても作り手に近い視点を持ってしまう。 作り手がそこそこ食えればいいと考えるのだ。 現代美術に関わらず、金銭を介在させて、モノを動かす仕事の価格は、ゼロから無限大だ。 現代美術は凄いと、壮大なフィクション、架空的な価値をでっち上げて、大金を動かすカジノ的なシステムを構築する。いわばビットコインの世界だ、と考えるのは間違っているのか?それがアートマーケットだ、と言ってしまったら、身も蓋もないのだろうか? |
ギャラリーを使ってまで自分の作品を出したいと思うのは、自分の作品に自信があるとか、人に見せたいといった願望がベースにある。
作品が売れればもっといいのだけれど、なかなかそこまで結びつかない。 作品が確実に売れるなら、やってもいい、というわけにはなかなかいかないものだからだ。 人に見せるというコストを考えると、レンタルギャラリーで個展をやるというのはけっこういいプレゼンテーションの方法だと思うのだが。 まだそこまで動かないというのは、何かの欠陥があるからか? それを考えている最中だ。 |
ギャラリー4127の秋から冬への企画を考えている。
現在プロモートしているThe Other Talented Photographersは、どうやって営業するか、どうやってお金が動く構造にするかを考えている最中だ。 抜群のアイディアが出てくることを期待しているのだが、あまりそんなインスピレーションにも恵まれていないらしく、お金儲けが下手くそである。 困ったものだ。 とにかく動くということを考えれば、The Other Talented Photographersの企画書を持ち歩いて、いろんな人に話すことだろうか?硬軟大小取り混ぜての意見が聞けるいい機会なのだ。 「なにかギャラリー向けの仕事はありませんか?」と御用聞きに回るよりはるかに具体的な反応が現れるはずなのである。 当たって砕けろ!なのだ。 |
初日のデザインフェスタはこんな感じだ。6枚のボードを持ち込んで会場で行き当たりばったりで構成した。机を使うかどうか最後まで迷ったが、こんな感じで使ってみた。 2日目の構成も若干変えるかも知れないけれど。 |