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これが私を打ちのめしたIKEAのフレームである。 右が899円、左が499円。 もちろん中国製なのだが、出来るだけコストを下げて展示をするという目的であれば十分だといえる。 右のフレームは、枠の色が白、黒、メタルとあって好みで選べる。 出来ることは変幻自在に試みることが、生き延びるための方法である。 不必要なところにコストをかける必要はない。 写真展をする目的というのは、自分の写真を来場したお客さまがたに見てもらうことだからである。 さあ次は何をお話しましょうか? PR |
いろいろと写真展を開く時のコストを下げる方法を書いてきたが、先日、インテリア屋さんのIKEAに行って、そこで販売されていた写真フレームの激安価格に見事に打ちのめされた。
安いのである。 229円、899円、399円、599円、という価格で並んでいる。 それも選択肢に加えながら、写真展の実際のコストを考えるのもいいのである。 色んな選択肢の中から、どれにするか決断していくのは、作家さんご本人の考えることである。 さて、次は何をお話しましょうか? |
A4版の写真は前回述べたような額装でやりますが、もっと小さい2L版の写真だとさらにシンプルになります。
ボードは好みの厚さで、プリントを両面テープなどで仮留めしてから、写真コーナーで留めるのです。 これが一番シンプルで、いいなあと思っている方法です。 2L版ですから、点数が多くなったり、壁面にリズム感を持たせて並べたり、色んなことができるのであります。 以前の写真展「わがロス・カプリチョス」ではこの方法を採用する前だったので、色んな貼り方を試していました。結局ヨドバシカメラで2L版の紙フレームを買いました。 写真の点数がかなり多かったので、フレーム代も結構高くなりました。 さて次は何をお話しましょうか? |
写真をおおまかに選び終わったら、額装に取り掛かります。しかしオフィシャルな額装の高いこと、高いこと。額屋さんに頼むと3万円もかかる。そんな額装は確かにいいのですが、それはメイプルソープ、アヴェドン、ニュートンやアーバス(あえてシンディ・シャーマンは入れていません。私はあのわざとらしさが嫌いだからです)といった、超高額で取引される写真作家のものです。
額装はとにかくシンプルに、仕上げたい。それはコスト低減のためでもあり、より多くの写真を見せられるようにする工夫でもあります。 ですから私は紙ボード2枚で挟んで四隅をボルト留めする方法を使いました。 ボードは台紙を厚めの3mm、表を1mmにして、表のボードを写真に合わせてマットカッターで斜めにカットしてなんとかギャラリーで見せる写真らしく見せます。四隅をボルトで止めるのは、ボードの再利用を図るのと、4隅のボルトに細紐をつけて、吊り下げられるように考えました。マットカッターの手間はかかりますが、これで大き目の写真はギャラリーで見せるのには十分でしょう。(異論は多々あるでしょうけれど) これが、私の採用したA4サイズの写真の見せ方です。 さて次は何をお話しましょうか |
これから写真展をやってみたいという人向けに、その実際を私の経験からお話ししていきたいと思います。
1.写真展とは、自分で写真家としての自分をプロデュースするための有意義なキッカケ 写真を撮っているけれど、発表の場が欲しい、という欲求は誰にでもあるはず。その発表の場を、積極的に自分で作っていこうとするのが、写真展です。いわば写真家として、カメラマンとして、映像作家として、クリエーターとして、自分で考えるように自分をプロデュースするのが、写真展なのであります。 写真雑誌などメディアに登場するには、そのメディアの編集者のサポートが欠かせません。しかし、そんなサポートは誰でも受けられるものではないのでして、また編集者も日々業務に追われて、新しい写真家を発掘するなどという手間隙のかかって、しかも実りの少ない仕事をするはずもない。そんなことをしていたら、会社から給料ドロボーと言われれしまうのですから。 「何か仕事はないですか?」と御用聞きに廻るクリエーターにはやはり仕事は来ません。それより「自分の作品はこうである!」と、たとえつたなくても勇敢に言い切ってしまう人には、「おお!気合が入っているな!何だかわからんけれど、一丁やらせてみようか」という気になるものです。 それに写真展のご案内なら、メディアの敷居も低くなります。みずから情報を発信しよう!とする人には、なんだろう?と耳を傾ける人は出てくるものなのであります。 まずは自分の撮った写真をまとめてみることです。写真の点数的にはA4サイズで20点、2Lサイズで30点ほど、集まれば、私は写真展が構成できると考えています。それだけの点数にまとめていくうちに、自分の得意な写真表現のスタイルやビジュアル的な特徴が、自分でもだんだんと分かってくるものなのであります。 ただしここでは、写真表現的な部分には踏み込みません。それは個々の作家さんたちが悩むべきことだからです。 そして写真展に出そうとする写真を若干多めに選んでおくこと。写真展を制作して行くうちに、入らない写真や表現的に違うものがどうしても出てきますから。 さて次は、どんなテーマで書いていきましょうか? |
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