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これから写真展をやってみたいという人向けに、その実際を私の経験からお話ししていきたいと思います。
1.写真展とは、自分で写真家としての自分をプロデュースするための有意義なキッカケ 写真を撮っているけれど、発表の場が欲しい、という欲求は誰にでもあるはず。その発表の場を、積極的に自分で作っていこうとするのが、写真展です。いわば写真家として、カメラマンとして、映像作家として、クリエーターとして、自分で考えるように自分をプロデュースするのが、写真展なのであります。 写真雑誌などメディアに登場するには、そのメディアの編集者のサポートが欠かせません。しかし、そんなサポートは誰でも受けられるものではないのでして、また編集者も日々業務に追われて、新しい写真家を発掘するなどという手間隙のかかって、しかも実りの少ない仕事をするはずもない。そんなことをしていたら、会社から給料ドロボーと言われれしまうのですから。 「何か仕事はないですか?」と御用聞きに廻るクリエーターにはやはり仕事は来ません。それより「自分の作品はこうである!」と、たとえつたなくても勇敢に言い切ってしまう人には、「おお!気合が入っているな!何だかわからんけれど、一丁やらせてみようか」という気になるものです。 それに写真展のご案内なら、メディアの敷居も低くなります。みずから情報を発信しよう!とする人には、なんだろう?と耳を傾ける人は出てくるものなのであります。 まずは自分の撮った写真をまとめてみることです。写真の点数的にはA4サイズで20点、2Lサイズで30点ほど、集まれば、私は写真展が構成できると考えています。それだけの点数にまとめていくうちに、自分の得意な写真表現のスタイルやビジュアル的な特徴が、自分でもだんだんと分かってくるものなのであります。 ただしここでは、写真表現的な部分には踏み込みません。それは個々の作家さんたちが悩むべきことだからです。 そして写真展に出そうとする写真を若干多めに選んでおくこと。写真展を制作して行くうちに、入らない写真や表現的に違うものがどうしても出てきますから。 さて次は、どんなテーマで書いていきましょうか? PR |
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パリの青年、ピエール・ルペーズ君の写真展は無事終了。やはり駆け出しのギャラリーのため、まだまだ来場者は少ないけれど、フリのお客様方に来ていただけるのは嬉しいかぎり。
壁面展示は、しばらくそのままにしておくが、ギャラリーへこれない人用に写真展カタログを作成した。500円で売っています。 こういうきちんとした資料を作っておくと、のちのちきっと役に立つのである。 ギャラリーの活動の履歴、経歴にもなるし、作家本人の実績にもなる。 地味な作業はまだまだ続くのであります。 |
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ピエール・ルペーズ写真展「怖れること・・・」は無事にオープン。とはいえまだまだ無名のギャラリーなのでオープニングこそ何人か来てくれたものの、あとは静かなものだ。
とはいえ遅れていた追加の写真作品が到着して、展示し直すなど、細かい仕事は結構ある。 ぽつぽつお客さんが来てくれるようになったのも嬉しいかぎり。 写真が得意なギャラリーとして、フィルムカメラを置いてみようかとも思う。 写真集とか、カードとか置いてみるのもいいかもしれない。 マスで販売するわけではないので、地味なものである。 ピエール君の写真をまとめて、展覧会カタログにきちんとつくる作業も始めた。 さあ、どうなることやら。 |
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