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ヨコハマトリエンナーレ2011を見てきました。取材記者という立場で、内覧会に潜入しました。あんまりプレスバッジをひけらかすのは美しくないので、チェックされる出入り口以外では見えないように外していましたけど。
展示エリアは、横浜市美術館、日本郵船海岸通倉庫(BankART studio NYK)、新・港村、黄金町バザールと横浜市のあちこちに会場が散らばっています。巡回バスが運行しているので、それに乗って動きました。 現代アートを核として、町全体で盛り上げようとする祝祭性は十分。それが可能なのも横浜という港町のキャラクターによるところが大きいのでしょう。 このアートイベントは横浜市が積極的に後援しているらしく、夕方からのレセプションには林市長もご挨拶されていました。何百人もの参加者、アーティスト、関係者、などが一堂に会したレセプションは、豪勢なビュッフェ形式で、けっこう痛飲しちゃいました。 しかし現代美術というのは、いまだによく分からないままです。 建築に近いのか、演劇に近いのか、テレビに近いのか、デザインに近いのか、写真に近いのか、ダンスに近いのか、そのどれでもないような表現が並びます。「何が何だか全く分からん!」と言わないと、誰も分からないのでしょう。 現代美術を見る時に、ファッションや音楽と同じように接するのがいいようにも思えるのです。 自分が着る服は、自分に合っていると感じる服しか着ないものです。どんなに人気があっても、売り上げが大きくても、先鋭的なデザインでも、自分が気に入らないと買わない、着ないのが服です。 そうやって考えると、気に入らない作品がいっぱいあるのは当然のこと。どこかに自分の気分にあった作品がある、と考えてギャラリー巡り、美術館巡りをしていけばいいのではないでしょうか? そうこうしているうちに、自分の好きな作家や作品が、だんだんとはっきりしてくると思うのであります。 それがあなた自身の感性だし、好みなのです。周りの雑音に振り回されることなく、自分の気持ちに忠実に、作品と向き合っていけばいいのではないでしょうか? ちなみに、ヨコハマトリエンナーレ2011にあった作品の中で、私が気に入ったものは・・・・・。 ううううーーーーんんん、なかったように思います。 PR |
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