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中野のFカメラで金2000円也のジャンク買いしたスーパータクマー150mmをなぜか気に入って使っている。 135mmほど大量にないし、200mmほど画角が狭くないのがいいのである。150mmという旭光学以外では多分作らなかった珍しい焦点距離もレア感いっぱいで気に入っている。 レンズはあまりカビもないようだし、まあまあちゃんと写りそう。 唯一の欠点は自動絞りのピンがゆがんでいて動かないことだが、これはマニュアル絞りにして使えばなんということもない。アナログのメカニズムであれば、多少いい加減でもちゃんと動くといういい例だ。 何度か135mmを使ってみてはいたけれど、なぜか135mmは好きになれなかった焦点距離である。身体に染み付いた写真感覚、レンズ感覚というものだろうか?よく分からないけれど。 柴犬連れの日常の散歩の時に結構気に入って150mmを使っている。こういう時は、助兵衛根性を持たずに、交換レンズなしで単玉1本勝負!というのが男らしく、いさぎよいのである。 わざわざ撮影旅行に出られない状況であるならば、日常生活の中からフォトアートしてしまうぞ、と覚悟を決めることで、結構面白い写真が撮れたりするのである。 PR |
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突然ですが、編集&取材の仕事で5月の末に北京に行ってきました。 ひねくれ者の私は、ありきたりの観光を全部外して、新しいアートエリアを探訪。だってギャラリーの仕事をしてますから。 ここが大山子798美術区というアートエリアです。 元々が工場だったのを、改装してギャラリーや美術館、カフェやレストランが立ち並ぶゾーンに改装したもの。 中国、北京の最新のアート・トレンド(こういう表現って、バブル時期を経験した自分の恥をさらすようで、困惑するのだが、こういった表現しか思い至らないので、ご容赦下さい)が一望の下に見られるショーケースとなっている。 この赤い叫ぶ人形は789エリアのキャヤクターらしく、あちこちに出没している。 やっぱ、中国はバブルだね。それが崩壊する日は近いだろうけれど。 日本人は全くいません。西洋人、白人の男女、特に白人女性が元気に新しいアートを買い漁っているような雰囲気がプンプンしていた。小型のペギー・グッゲンハイムらしきラフな格好だが、こういう方々がアメックスのカードをバンバン持っていたりするのである。 私が興味のあるのは主に写真なので、(写真は、版画などと同様で、複製芸術だからやはりコストが安いので)うろうろと見て廻る。やはり面白い。やたらと裸の表現があるのが、60-70年代の日本の週刊誌みたいで面白いのであった。 ここで私はとあるカフェに入って、シンガポール焼きそばとカフェ・ブラックを頼んだが、一般のお店の味覚洗練度はまだまだ・・・のようであります。 |
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いろいろと写真展を開く時のコストを下げる方法を書いてきたが、先日、インテリア屋さんのIKEAに行って、そこで販売されていた写真フレームの激安価格に見事に打ちのめされた。
安いのである。 229円、899円、399円、599円、という価格で並んでいる。 それも選択肢に加えながら、写真展の実際のコストを考えるのもいいのである。 色んな選択肢の中から、どれにするか決断していくのは、作家さんご本人の考えることである。 さて、次は何をお話しましょうか? |
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A4版の写真は前回述べたような額装でやりますが、もっと小さい2L版の写真だとさらにシンプルになります。
ボードは好みの厚さで、プリントを両面テープなどで仮留めしてから、写真コーナーで留めるのです。 これが一番シンプルで、いいなあと思っている方法です。 2L版ですから、点数が多くなったり、壁面にリズム感を持たせて並べたり、色んなことができるのであります。 以前の写真展「わがロス・カプリチョス」ではこの方法を採用する前だったので、色んな貼り方を試していました。結局ヨドバシカメラで2L版の紙フレームを買いました。 写真の点数がかなり多かったので、フレーム代も結構高くなりました。 さて次は何をお話しましょうか? |
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写真をおおまかに選び終わったら、額装に取り掛かります。しかしオフィシャルな額装の高いこと、高いこと。額屋さんに頼むと3万円もかかる。そんな額装は確かにいいのですが、それはメイプルソープ、アヴェドン、ニュートンやアーバス(あえてシンディ・シャーマンは入れていません。私はあのわざとらしさが嫌いだからです)といった、超高額で取引される写真作家のものです。
額装はとにかくシンプルに、仕上げたい。それはコスト低減のためでもあり、より多くの写真を見せられるようにする工夫でもあります。 ですから私は紙ボード2枚で挟んで四隅をボルト留めする方法を使いました。 ボードは台紙を厚めの3mm、表を1mmにして、表のボードを写真に合わせてマットカッターで斜めにカットしてなんとかギャラリーで見せる写真らしく見せます。四隅をボルトで止めるのは、ボードの再利用を図るのと、4隅のボルトに細紐をつけて、吊り下げられるように考えました。マットカッターの手間はかかりますが、これで大き目の写真はギャラリーで見せるのには十分でしょう。(異論は多々あるでしょうけれど) これが、私の採用したA4サイズの写真の見せ方です。 さて次は何をお話しましょうか |
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